内定者懇親会、何を行えばいい?盛り上がる懇親会とは

パーティーコラム

はじめに:内定者懇親会の目的とは?

内定者懇親会とは、企業が採用内定を出した学生や新卒社員に対して行う交流イベントです。内定者同士や先輩社員・人事担当者との親睦を深め、入社後の不安を和らげ、モチベーションを高めることが主な目的です。

企業文化への理解を促し、エンゲージメント(愛社精神や定着率)を高めるためにも、内定者懇親会は極めて重要です。

しかし、「ただの飲み会」で終わってしまっては意味がありません。この記事では、盛り上がる内定者懇親会の構成や具体的なアイデアを徹底解説いたします。


懇親会の企画段階で考えるべき5つのポイント

渋谷で貸切パーティー50人で利用するのにおすすめの会場DeBargeの店内

先に内定者懇親会をスムーズ進行できるおすすめの会場「渋谷DeBarge」を紹介させていただきます。渋谷DeBargeは懇親会に必要なマイク、プロジェクターなど設備がすべてそろっている会場です。参加者に楽しんでもらうというコンセプトにピッタリの会場ですので、渋谷で内定者懇親会をお探しなら是非候補に入れていただければと思います。

1. 懇親会の目的を明確にする

まず最初に確認すべきは、「なぜこの会を開くのか?」という目的です。目的によって内容は大きく変わります。以下のような目的が考えられます。

  • 内定者同士の関係性づくり
  • 会社や社員との距離を縮める
  • 入社後の不安解消
  • モチベーションアップ
  • 社風の理解と共有

目的がはっきりしていると、会の構成やアクティビティの選定もスムーズになります。

2. 会場の選定は「リラックスできる空間」が鍵

内定者はまだ企業に対して気を張っていることが多いため、堅苦しくない雰囲気の会場を選ぶことが大切です。

  • レストランの個室貸切
  • BBQスペース付きの会場
  • アットホームなカフェ
  • プロジェクター付きのパーティースペース

など、開放的で自由に話しやすい環境が理想です。

3. プログラムは「交流」が中心に

講義や説明だけで終わってしまうと退屈になりがちです。双方向のコミュニケーションが生まれるように、「ゲーム」や「ワークショップ」「質問タイム」などを取り入れましょう。

4. 食事やドリンクもイベントの一部

立食形式の軽食、ブッフェスタイル、BBQなど、会話しながら楽しめるスタイルがオススメです。

食事も“話すきっかけ”になるため、内定者の年代や好みに合わせた内容を選びましょう。

5. 時間は2〜3時間がベスト

長すぎると疲れてしまい、短すぎると距離が縮まらないため、2時間〜2時間半程度が最適とされています。


懇親会の基本構成と進行例

ここでは、実際の懇親会のタイムスケジュール例を紹介します。

時間内容
18:00開会・司会者あいさつ
18:10人事担当者・役員のウェルカムスピーチ
18:20アイスブレイクゲーム(例:共通点探し)
18:40食事スタート+自由歓談
19:10グループ対抗ゲーム
19:40先輩社員のパネルディスカッション(質疑応答)
20:10内定者からの一言発表(任意)
20:30閉会のあいさつ・集合写真・アンケート回収

構成の中で「アイスブレイク」「ゲーム」「先輩社員との交流」は非常に効果的です。


盛り上がる!具体的なアクティビティ10選

1. 共通点探しゲーム

4〜5人グループで「共通点を10個探す」。出身地や趣味、好きな食べ物など、意外な共通点が話題になって盛り上がります。

2. ビンゴ+会社クイズミックス

社風や制度に関するクイズを取り入れた「企業オリジナルビンゴ」は、遊びながら会社理解も深まります。

3. チーム対抗謎解きゲーム

時間制限付きで、チームで協力して謎を解いていくゲーム。自然な連帯感と笑いが生まれます

4. 先輩社員との質問バトン

「○○さんに質問→次の人を指名」という形式で、リアルな声が聞ける交流企画。

5. スピード自己紹介リレー

30秒×全員で自己紹介リレー。テンポよく進み、全員の顔と名前が早く覚えられる

6. 入社後やりたいこと発表タイム

1人1分で「やりたい仕事・挑戦したいこと」を発表。モチベーションが高まるきっかけになります。

7. ワードウルフ

内定者同士だけで行う人気心理ゲーム。笑いと緊張感のバランスが良い

8. 先輩社員による“ぶっちゃけトーク”

「入社前に思ってたこと」「新人時代にやらかした話」など、リアルな話が聞けると信頼感が高まります。

9. グループで「理想の1年目社員像」を描く

模造紙とペンを配り、チームごとにディスカッション。社風への理解促進にも繋がります。

10. サプライズ動画上映

人事部からのメッセージや社員の応援動画をサプライズで流すと、感動と一体感が演出できます。


成功する内定者懇親会のコツ

■ 人事・先輩社員の“距離感”が鍵

あまりに堅苦しいと内定者は緊張してしまいます。とはいえ「ただの飲み会」のようなフランクすぎる雰囲気も注意。

  • 服装はビジネスカジュアルで親しみやすく
  • 話しかけやすい雰囲気をつくる
  • 名前を覚えてリアクションを取る

など、適度な親しみ+誠意ある接し方が大切です。

■ 参加型コンテンツで受け身にさせない

講義やプレゼンだけでは、内定者は受け身になってしまい印象が薄くなります。主体的に動けるゲームやワークを多めに入れることで、参加者の満足度が上がります。

■ 事後フォローを忘れずに

アンケートを実施して、次回への改善点を収集しましょう。さらに、

  • 当日の写真をまとめて共有
  • お礼のメール+次回イベントの予告
  • 「今日のまとめ」共有資料

などを送ることで、内定者のロイヤリティは格段に向上します。


注意点:やってはいけない懇親会

以下のような内容は避けるべきです。

  • アルコールの強要(未成年の飲酒は絶対NG)
  • パワハラ・セクハラと取られかねない行動
  • プライベートに踏み込みすぎる質問
  • 内定者を試すような質問や説教
  • 一方通行な企業紹介ばかりでつまらない

安心して話せる空間をつくることが、結果として企業への好感度にもつながります。


内定者懇親会に関するよくある質問(Q&A)

Q1. 内定者懇親会は参加必須ですか?

A1.
多くの企業では参加は任意ですが、入社前に同期や先輩と交流できる貴重な機会のため、参加を強く推奨されることが一般的です。参加することで、社風への理解が深まり、入社後の不安を軽減できます。

Q2. 服装は私服でも大丈夫ですか?

A2.
多くの懇親会ではビジネスカジュアルが推奨されますが、会場やプログラム内容により異なります。案内メールにドレスコードの記載がある場合はそれに従いましょう。不明な場合は「オフィスカジュアル程度」が無難です。

Q3. どんなことをするの?ただの飲み会?

A3.
最近の内定者懇親会は「ただの飲み会」ではなく、アイスブレイク・ゲーム・先輩社員との座談会・ワークショップなど、企業が工夫を凝らした企画が多く見られます。入社前に同期と自然に打ち解けられるような交流中心のイベントが主流です。

Q4. 会話が苦手でも楽しめますか?

A4.
もちろん大丈夫です。主催者側も会話が得意でない方を想定して、ゲームやチームワーク型のコンテンツを用意していることが多いです。話すのが苦手な方も、自然と交流できるような雰囲気づくりがなされています。

Q5. 欠席しても内定に影響はありますか?

A5.
基本的には欠席が内定に影響することはありません。ただし、出席した方が社内の雰囲気や仲間を知ることができるため、可能であれば参加することをおすすめします。どうしても参加できない場合は、丁寧に事前連絡をしましょう。


まとめ:懇親会は“仕組み”で盛り上げる

内定者懇親会を成功させるポイントは、自然にコミュニケーションが生まれる「仕掛け」や「仕組み」をしっかり作っておくことです。

  • 初対面でも話しやすい工夫
  • 遊び心のあるアクティビティ
  • 先輩社員とのリアルな交流
  • 終了後の温かいフォロー

これらが整っていれば、内定者は「この会社に入ってよかった」と感じ、安心して入社日を迎えることができます。


内定者との信頼関係は、懇親会から始まっています。

ぜひ今回の記事を参考に、心に残る懇親会を企画してみてください。

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