結婚式二次会で気を付ける5つのこと

披露宴からの移動・時間制約・音源や会費の扱いなど、二次会には特有の地雷があります。ここでは幹事様が“つい”やってしまいがちな5つのNGと、すぐ使える代替案をまとめました。

1. 企画を詰め込み過ぎて時間崩壊(再入場が遅れる)

ゲーム×3本、長尺ムービー、スピーチ全員…は高確率で押します。料理が食べられず、集合写真や締めの挨拶が流れがち。
代替案: 90〜120分の台本を分刻みで作成し、優先企画は最大3本に絞る。進行例「受付→乾杯→歓談→メイン企画1→歓談→抽選→集合写真→締め」。司会+タイムキーパーの2名体制でベル/タイマー運用。

2. 飲酒強要&“地雷”余興(下ネタ・暴露・罰ゲーム)

“盛り上がるはず”が一転、当事者や親族・上司を傷つける典型例。事故・ハラスメントの火種にも。
代替案: 余興ガイドライン(禁止例・持ち時間・音量)を事前共有。飲酒は任意を冒頭アナウンスし、ノンアルを十分に用意。ゲームはクイズ/抽選/フォトブースなど“誰も置いていかない”内容に。

3. 会費・精算が場当たり(ご祝儀と混同/当日現金のみ/景品費膨張)

受付渋滞・釣銭不足・回収漏れ、“誰が払っていないか不明”が発生しがち。景品を見栄で積みすぎて赤字…もNG。
代替案: 事前決済(QR/振込)を基本化、当日は“釣りなし金額”のみ。案内文に内訳(会場費/フード/企画/景品)を明記し納得感を担保。抽選は番号札/QRで迅速に。領収書の扱いと余剰金の方針(返金/次回積立)を宣言。

4. 会場規約の読み飛ばし(音量・持込・撤収・導線)

音量上限/マイク数/プロジェクター規格、ケーキや装飾の持込可否、搬入出時間、高砂の位置、クローク/荷物置き場…見落としは当日の混乱に直結。
代替案: 見積書と利用規約をチェックリスト化(音量・機材・持込・火器NG・喫煙・搬入出・清掃範囲)。再入場導線と新郎新婦の待機場所を現地下見で確定。役割を「受付/誘導/機材/会計/清掃」に割り振り、終了15分前に片付け開始。

5. 無断撮影・SNS無許可投稿(衣装・ゲストの肖像/勤務先露出)

ドレス姿や未公開の新婚情報、名札・職場ロゴの写り込みを無許可で拡散するのはトラブルの元。
代替案: 開会時に撮影・公開ルールを口頭+掲示で共有。名札にOK/NGマーク、写真は限定アルバムへ集約。外部公開は写り込み全員の同意を必須にし、必要なら顔ぼかし対応。ハッシュタグ運用は“社名/個人情報なし”を徹底。

特集記事

TOP
CLOSE