二次会はフォーマルとカジュアルの“橋渡し”。主役がゲストと触れ合える時間を最優先に、余興は短尺、導線はシンプルに。受付〜撮影〜ゲーム〜締めまでの流れを一本化し、写真・景品・会計の“つまずき”を先回りで潰すと成功率が上がります。
1. 新郎新婦の“回遊タイム”をタイムテーブルに明記
歓談・写真を確実に確保するため、乾杯直後と中盤に各7〜10分の回遊枠を設定。各卓での滞在目安・撮影係の位置・BGMキューまで決めておくと、押し気味の進行でも最優先の体験価値を守れます。
2. 余興は“5〜7分×2本まで”+MC台本・キューシート
長尺余興は場が弛緩し主役と話せる時間を圧迫。短尺2本に絞り、入退場合図・音源・照明のキューポイントを台本化。万一の欠員に備え“飛ばせる版”も用意すると、テンポを崩さず盛り上がりを維持できます。
3. 景品・ゲームは“即渡し運用”に統一(受付抽選が効率的)
受付で番号札orQR登録→終盤に当選発表→受け取り所で即渡し、が最もスムーズ。大型景品は配送前提にし、持ち帰り負担を軽減。ルールを紙1枚で配ると巻き込み率が上がり、散会時の渋滞も回避できます。
4. フォトブース+撮影係配置、SNSガイドを冒頭周知
背景布・小物・照明をまとめたフォトブースを設置し、撮影係の定位置を決めて“撮れる導線”を常時確保。顔出し可否やハッシュタグの範囲を冒頭で明文化すると、安心感が生まれトラブルと後日の削除依頼を抑制できます。
5. 受付導線と会計方式を“キャッシュレス前提”で設計
受付は「並ぶ→支払う→名札受取→席案内」を一直線に。事前決済/QR決済を基本にし、釣銭・現金管理の手間を削減。クローク案内と喫煙・トイレ位置の掲示をセットにすると、初動の迷いが消え全体の満足度が底上げされます。