OBOG会は、世代を超えてつながり直し“今と昔”を橋渡しする場。名簿の最新化、会話の起点づくり、撮影と締めの段取りを先に決めておくと満足度が安定します。偶然任せではなく“会わせたい人に会える”設計で、再会の熱を次の行動へ。
1. 事前名簿を最新化(入学年/期・連絡先・近況)
誰がどの期で、今どこで何をしているかが一目で分かれば、再会の優先順位が立ちます。幹事は“この人とこの人”の橋渡しがしやすく、当日の導線が具体化。欠席者への共有資料づくりも捗り、ネットワーク再構築が加速します。
2. 名札は「期+現在の肩書+話題タグ」を大きく表示
顔と名前のギャップを埋め、会話の取っ掛かりを即時に生みます。「#人事 #起業 #育休中」など2つ程度のタグを入れるだけで、誰と何を話すかが明確化。遠目でも読める大判名札にすると声掛けの心理的ハードルが下がります。
3. “昔と今”を並べるスライドを常時投影
卒業当時の写真と現在の写真・活動を交互に映すと、記憶が呼び起こされ自然に笑いと会話が拡張。自己紹介の質も上がり、撮影や連絡交換へと移りやすくなります。1本5分程度の短尺を複数回し、BGMは会話優先の音量に。
4. 期別・部活別で段取りした集合写真+恩師オンライン枠
「学年→期→部活」の順で呼びかける台本を作ると撮り逃しが激減。恩師が来場難なら乾杯と撮影だけでもオンライン参加を用意すると満足度が跳ね上がります。撮影係の定点配置と集合合図の時刻明記でテンポを崩しません。
5. ラスト10分で“次回日程の仮押さえ+連絡網配布”
盛り上がりの熱量が高いうちに候補月を投票し、連絡網(メール/LINE/FB)を配布。寄付・OB訪問受付・見学会などの具体的アクションをQRフォームで回収すると、再会が継続的な活動へ転換。幹事の次回準備も大幅に軽くなります。