新年会で気を付ける5つのこと

仕事始め直後の繁忙・三連休・人事発表など、年始ならではの事情で事故が起きやすい新年会。ここでは幹事様が“つい”やってしまいがちな5つの落とし穴と、すぐ使える代替案をまとめました。

1. 日程調整が後手に回る(招集が遅い)

年始は出張・挨拶回り・成人の日の連休が重なり、直前招集は出欠がグダグダに。
代替案: 「3候補×15分締切」の早期アンケート(フォーム)+最少催行人数を宣言。役員・主賓は先に“仮押さえ”してから全体告知。

2. 目的・ゴールが曖昧(内容がチグハグ)

“新年の顔合わせ”なのに長尺表彰やLTを詰め込み、歓談時間がゼロに…は不満の元。
代替案: 目的(交流/表彰/キックオフ)と成功指標(例:異部署3名と会話)を事前共有。内容は「乾杯→表彰/挨拶(合計10分以内)→歓談→抽選→締め」に整理。

3. 会場契約・規約の読み飛ばし(年始特約を見落とす)

最低保証人数、延長料金、機材持込、音量・喫煙・匂い物NG、年始特別料金などを見落とすと追加請求の火種に。
代替案: 見積書に“チェック欄”を作り、最低保証・キャンセル規定・延長単価・搬入出・清掃範囲を二重確認。当日連絡先(担当直通)を台本の先頭に記載。

4. 予算設計と会費徴収が場当たり(当日現金回収)

釣銭不足・回収漏れ・領収書の宛名/合算ミスで揉めがち。
代替案: 事前決済(QR/振込)を基本化し、当日払は“釣りなし金額”のみ。会計表は「見積→発注→当日伝票→精算→余剰の扱い(次回積立/返金)」までルール化。

5. 台本と役割分担なし(時間崩壊&コンプラ事故)

司会不在・タイムキープなしだと開始が遅れ、抽選が長引き、記念撮影も忘れがち。飲酒強要やSNS無許可投稿が発生しても対応不能に。
代替案: 90〜120分の台本を作成し、「司会・タイムキーパー・受付・撮影・会計・救護/見守り」を指名。冒頭に“飲酒は任意/撮影・公開ルール”を口頭+掲示で周知、終了15分前に片付け開始。

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