年末の「よかったね」で締めくくる忘年会を、準備ストレスなく、安心の設備と導線で。
本記事では、渋谷駅1分の貸切パーティー会場「渋谷DeBarge(デバージ)」で30〜70名規模の忘年会を成功させるための実践ガイドを、幹事視点で徹底解説します。プロジェクター・スクリーン・ワイヤレスマイクなどの標準設備を前提に、レイアウト例、進行台本、演出、チェックリストまで“そのまま使える形”でご用意しました。
1. 渋谷DeBargeが忘年会に向いている理由
① アクセスの良さ
主要路線が集まる渋谷エリア。参加者が集まりやすく、二次会導線も組みやすいのが最大の強み。駅まで1分と終電配慮もしやすく、遠方のゲストにも親切です。
② 30〜70名にちょうどいい「貸切」規模感
「大きすぎて寂しい/狭くて窮屈」を避けやすいキャパシティ。視線が届きやすい距離感で、乾杯や表彰も盛り上がります。
③ プロジェクター&マイク完備で“盛り上げの核”が作れる
スライド/動画、BGM、表彰時のファンファーレ、抽選会の演出など、音×映像×照明を一体で使えると会の完成度が段違い。外部レンタル不要なので段取りがシンプルです。
④ 事前準備がラク
レイアウト、入退場動線、司会台、受付、荷物置き場など、必要要素を会場側プランナーと共通言語で詰められる。当日は“進行に集中”できます。
2. 忘年会を成功させる基本設計(30〜70名版)
レイアウトの考え方
- 島型(テーブル分散):部署/チームのまとまりを残しつつ交流を促進。ゲームやクイズとの相性◎
- シアター+フリースペース型:オープニングや表彰を前方でまとめ、後方に歓談スペース。進行が見やすく写真映えも良い
- コの字/ロの字型:スピーチや表彰が多い場合に“見せ場”を作りやすい
迷ったら「前方=演出/後方=交流」の2ゾーン設計。撮影、配膳、荷物導線が整理され、司会のコントロールもしやすくなります。
音響・映像の基本
- ワイヤレスマイク2本運用が定番(司会+ゲスト用)。表彰や抽選の“差し込み”に強い
- プロジェクター&スクリーンは“開会前ループ”で会の世界観を演出(年内ハイライト動画、ロゴスライド、スケジュール告知など)
- BGMは入場・乾杯・歓談・表彰・締めでシーン別プレイリストを用意しておくと安心
タイムテーブル雛形(120分)
- 00:00 受付開始(BGM:アップテンポ)
- 00:10 開場・着席案内/ウエルカムドリンク
- 00:15 オープニング映像→主催挨拶→乾杯
- 00:25 歓談①(写真タイム)
- 00:45 今年のハイライト発表(スライド/動画)
- 01:00 ゲーム・抽選①(マイク進行・景品掲示)
- 01:20 表彰(個人/チーム)・コメント
- 01:35 歓談②(写真・名刺交換/締め準備アナウンス)
- 01:50 来年に向けたメッセージ/集合写真
- 02:00 中締め(BGM:しっとり→退場曲)
90分の場合は歓談①②を短縮し演出を1本に集約。150分なら歓談を厚めにして、抽選を2部構成に。
3. 幹事の“段取り最短ルート”
T-30〜21日:人数・予算・開催候補日を社内合意 → 会場仮押さえ
T-20〜14日:レイアウト・プログラム草案/映像素材回収開始
T-10〜7日:司会・表彰者・抽選景品確定、BGMリスト作成
T-5〜3日:来場者最終確定・席割り・当日台本FIX
前日:投影テストデータ最終版、音源セット、景品搬入段取り
当日:受付・名札・ドリンク導線確認 → リハ → 受付開始
ポイントは「映像と音の準備を先行」。当日を安定させる最大のレバーです。
4. 30〜70名で“盛り上がる”鉄板コンテンツ
- ハイライト動画上映:1年の写真・ショート動画を60〜120秒で。OPと中盤の2回構成が飽きない
- 表彰(公式/非公式MVP):事前投票⇒当日発表が王道。景品は体験型or日常で使える実用品
- チーム対抗クイズ:部署混成チームで交流促進。プロジェクターに問題・スコア表示
- 抽選会:番号札or事前配布QRで公平感を担保。BGMとSEで演出メリハリ
- 写真コーナー:会場の一角を“フォト壁”に。集合写真は中締め直前が動線的に最適
5. レイアウト実例(人数別)
30〜40名:
- 前方:司会台+スクリーン/中列:島型2〜3島/後方:歓談&フォト
- マイク2本で十分。抽選は前方集約がスムーズ
50〜60名:
- 前方:シアター20〜30席/中列:ハイテーブル歓談/後方:ドリンク&景品台
- 表彰は前方導線を広く確保。写真は斜め配置で圧縮効果
70名前後:
- 2ゾーンの徹底(演出/歓談)。通路幅を明確に取り、司会の視界ラインを確保
- スクリーン左右にサブモニター案(必要なら追加相談)で視認性を担保
6. 進行台本テンプレ(そのまま編集OK)
司会「皆さま、大変お待たせいたしました。本日は『渋谷DeBarge 貸切忘年会』にご参加いただきありがとうございます。まずは今年一年のハイライトをご覧ください。」
(ハイライト動画60秒/BGM)
司会「続いて主催ご挨拶です。◯◯様、お願いいたします。」
(挨拶→乾杯)
司会「ここから歓談のお時間です。お席の移動もどうぞ。20分後にゲームを予定しています。」
(歓談)
司会「それではゲームのお時間です。お配りしたカードをご準備ください…」
(ゲーム→抽選)
司会「ここで表彰です。発表はスクリーンをご覧ください。」
(表彰)
司会「名残惜しいですがお時間が近づいてまいりました。最後に来年に向けて、皆さまで集合写真を撮影します。」
(撮影)
司会「本日はご来場ありがとうございました。引き続き二次会へ向かわれる方は、係がご案内します。」
7. 事前準備チェックリスト(抜粋)
企画
- 目的(慰労/交流/表彰/キックオフ要素)を1つに絞らず優先度を決める
- 開催時間(120分基準)とタイムテーブル草案
参加者
- 想定30〜70名の幅で見積り → 最終確定は開催3日前目標
- 食物アレルギー・ノンアル対応のヒアリング
演出
- 司会/スピーカーの台本
- 映像:PowerPoint/Keynote/MP4(再生テスト前日)
- 音源:MP3/スマホ直再生の場合は変換ケーブル確認
当日運用
- 受付テーブル/名札/釣銭
- 景品台/番号札/サインペン
- 予備延長コード/充電器
- 最後の集合写真のトリガー担当者
8. よくあるトラブルと回避策
- 映像が映らない:前日にケーブル規格とアスペクト比を確認。USBメモリとPC双方で持参
- マイクのハウリング:スピーカー前方へマイクを出しすぎない。試写リハ時に司会者の声量で確認
- 時間押し:抽選の景品説明を短縮できるよう、スライドに価格や特徴を表示
- 写真が残らない:開会後すぐに**“写真係”**を任命。集合写真は中締め直前
9. 予算設計の考え方(目安)
- 1人あたり単価 × 参加見込み人数+追加演出費(景品・装飾・業務代行費など)
- 30〜70名規模は「総額感」を意識して意思決定を早めるのがコツ
- 変動が出やすいのは参加人数と演出の有無。見積は人数幅で確保しておくと安心
具体的な料金・空き状況は、希望日時・人数レンジ・演出の有無を添えて問い合わせると最短で詰められます。
10. 渋谷DeBargeの使いどころ(ケース別)
- 企業忘年会(部署横断):島型+クイズで交流促進 → 表彰で“締め”
- スタートアップ/クリエイティブ系:動画比重高め/ロゴ投影/受賞式の“照明演出”を強めに
- 学生・サークル:チーム対抗ゲーム×抽選会で体感価値を最大化
11. 幹事Q&A
Q. 30〜70名の最適な席配置は?
A. 司会視点が通る中央通路を確保しつつ、前方に“見せ場”を作る2ゾーンが基準。島型2〜4島+前方ステージが扱いやすいです。
Q. 映像・音の持ち込みは可能?
A. 可能な範囲で対応できます。データ形式や接続方法は事前に共有を。前日テストが最も効果的です。
Q. 表彰や抽選の演出サポートは?
A. マイク進行、BGM、投影、景品台設置など、基本的な運用は会場側と連携可能。台本・素材をご用意ください。
Q. 二次会への動線は?
A. 渋谷駅近ゆえ、タクシー/徒歩での移動が容易。中締め時に誘導アナウンスを入れるとスムーズです。
12. まとめ——“音と映像”で記憶に残す忘年会を
貸切であることの強みは、空間を“自分たちの色”に染められること。
プロジェクター・マイク完備の渋谷DeBargeなら、30〜70名の規模でも、オープニングから中締めまで一体感のある演出が成立します。年内の感謝と来年への期待を、映像と音でカタチに。幹事のあなたは、進行の“要”だけ握ればOK。細部は会場と詰めていきましょう。
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