すぐにでも役に立つ司会のコツ
社会に出れば、宴会の幹事として司会、ミーティングの進行、プレゼンテーション、などの機会でマイクを握ることがあると思います。得意な人、経験のある人も、初めての人、これからやってみたい人も、来るべきに備えたりおさらいの為にご覧いただければと思います。
司会なんてムリムリ!初めての司会に臨むために
社会に出れば、宴会の司会、ミーティングの進行、プレゼンテーションなどの機会でマイクを握ることが多いかと思います。
「初めての司会で緊張する…うまく進行するにはどうすればいいのか…」などの問いにお答えします!
最初に分かっていてほしいこと
まず初めに大前提として、司会とは何をする人なのかをしっかりと理解しておくと、初めてやる方でも緊張せずに行うことができます。
司会者とは、イベントなどを進行させる役職のことを指します。結婚式やパーティー、そしてテレビやラジオの番組など、視聴者や参加者が取り組む活動を円滑に進行させる役割を担っています。
一方、MCは、基本的には司会者と同様の役割を果たしますが、名前の由来である「Master of Ceremonies(儀式の主)」が示すように、フォーマルな場ではなく、リラックスした雰囲気の中での進行を指します。
皆様テレビなどのMCをイメージして、その場の雰囲気に合わせ盛り上げていくのが司会の役割と勘違いしていますが、そうではなく司会とは参加者が取り組む活動を円滑に進行していく係です。
つまり、司会とはスケジュールに基づき進行をしていく係。もっと簡単に言えば次は何のスケジュールかを参加者に伝える役割です。
なのでタイムスケジュールをもとに
「次は〇〇さんからプレゼントの贈呈です。」
「最後に社長から挨拶をいただければと思います。」
などスケジュールを見て、次第を参加者に伝えていけば司会としての仕事は完璧なのです。
一つだけポイントがあるとすれば「ご歓談」の際です。イベントごとは伝えるだけではなく
「それではしばしご歓談となりますので、お食事をお楽しみください。」
と歓談の時間も伝えましょう。こうすることでお越しいただいている参加者の皆様は”次は歓談なんだ”と次の行動をとることができます。逆にこれを伝えないと参加者は次に何があるのか分からず、イベントを待つ時間が生まれてしまいますので、「ご歓談」もしっかりと伝えましょう。
それでは司会進行の基本を理解いただけたところで、これを読んで実行すれば問題なし!名司会の技を公開いたします。
【これだけで全然違う!技その①】
「切る」
会の進行表のコンテンツのはじまりと終わりを明確に区切ってください。
言葉ではっきりと
「これから〇〇をはじめます!」
「〇〇さんのお言葉でしたありがとうございました!」
「以上で〇〇は終了です!」
「このあとは~時から〇〇を予定しておりますので、それまでご歓談ください!」
これをすることにより参加者は、現在地を知ることができ、今何をすべきか判断できます。
「今何の時間?」と参加者に思わせないように注意を払い、歓談中も適宜発声をしてください。その際は、「歓談はあと〇〇分となります。」等でいいです。
それでは
「これから〇〇を始めたいと思います。」
と伝えるとどうでしょうか。柔らかく参加者に伝えるのもありだとは思いますが、
「始めたいと思います。」
と言われると、”そろそろ集まったほうがいいのかな。” “(新入社員の)〇〇君が今から始めると言ってる。”と参加者の賛同をもとに始まるという形で伝わってしまい、特に目上の社員の方に余裕を残して伝わりがちです。煙草を吸っている上司は吸い終わってから参加する気がします。
「〇〇を始めます。」
と言われるとどうでしょうか?こちらは参加者の賛同は関係なく始まるということが伝わるので時間が押すのも気にせずしっかりと進行を行うことができ、さらにはしっかりとした司会の印象となります。煙草を吸っている上司は始まる始まると煙草を消して参加する気がします(笑)
ですので、極端なことを言うとこれだけでいい!くらい重要で隠された技です。
会を通してこれさえできていれば十分かもしれません。最重要項目です!
【技、そのゼロ】
「立つ」
見やすいところに立つ、まあこれは当たり前でしょうか。会の参加者が見やすい位置を選んで立ってください。
また会の支柱となるという意味でも「立つ」と表現させていただきました。
(会の趣旨を自らに落とし込み、ぶらさない、脱線しそうなときはそっと戻してきてあげましょう。)
「声量は2倍を意識して」
参加者の方に聞き取れるはきはきとした声で発生してください。
また声の大きさはその人の自信の表れです。不測の事態にも動じないという気持ちを声量という形で示してください。
また、一つ覚えておいてほしいことがあります。
“司会は主役ではない”
ということです。目立ちたい方が司会をやるケースがあります。もちろん仕切るのも上手だと思いますが、司会としては2流です。タモリさんを見ていてもそうですが上手な司会というのは主役を立てて少し引いた立ち位置で進行をしていく、司会技ゼロの立ちでした。
【技その②】
「振る」
会というものは集いです。司会側から一方的に何かを伝えるものではありません。
時には、参加者に
「この件に関してどうお考えですか?」
「~さん、こんなことを言ってる人がいますけど!」
などといった調子でマイクを向けてみましょう。
これも難しく考えると緊張をしてしまいがちですが、よく考えてください。振った際におしゃべりをする人、注目を浴びている人は自分ではありません。ですので、司会のリラックスタイムでしかありません。
余興を行った後に
「〇〇さんありがとうございました。楽しかったですね。□□さん、今の余興を見てどうでした?」
「ビンゴ1等賞が当たった〇〇さん今の感想を一言いただきたいと思います。」
など参加者に伺うことができれば振るに関しては問題ございません。
傍観者にさせない、巻き込むことでより会が盛り上がることでしょう。
【技その③】
「温める」
俗にいうアイスブレイクです。
緊張感で固まった雰囲気を、簡易的なゲームで解きほぐしましょう。
・バースデーライン
1月1日⇒12月31日の順に並んでもらうゲームです。
ルールが一つだけあって、《会話は厳禁、ジェスチャーだけで伝える》というものです。
「指で数字伝えてもいいなら簡単じゃ?」私も最初はそう思いました。
このゲームの面白さは集団のカオスにあります。
最初に思った通り1対1で相手に相互で伝えるのは容易です。
しかしルール説明後、戦略を立てる暇なく「良ーいスタート!」と始められます。
人数が多いのにとなり同士で始めてしまったら、まとめるのにまあ大変、と始まった後に気づくのです。まさにあとの祭り。
作戦会議をされる前にはじめてしましましょう♪
【技その④】
「拾う」「ツッ込む」
かなり上級のテクニックとなりますが、
稀に会に出現する、〈ぼそっと面白いことをいう人〉〈誰かに気づかれづ人知れずおかしな行動をしている人〉をフューチャーしてあげてください。
その際のワードセンスも重要となりますが、新たな才能を発掘するつもりで会の隅々に目を凝らしてください。
特にビンゴのなどでよくあるのがまだ1つしか開けてないのにビンゴという人です。
大抵陽気な人がいうセリフではありますのでそんな時は「早い早い」とツッ込んであげてください。
これは一つ目で「ビンゴ!」ということでボケが完結していることから、拾って広げてしまうと相手の方はそのあと何もないことが多いからです。その場合は突っ込むことで笑いをプラスしてあげましょう。
また、「まだ一つも空いていない。」などの声も良く聞きます。こちらは「拾う」を利用し、
「ちょっと待って下さい。〇〇さん、まだ一個も空いてないんですか?そんなことあります?」「大丈夫、最初にリーチになって人が最初にビンゴしたことは見たことがありません。」など参加者の発言を拾い、盛り上げてみてください。
まとめ
以上幹事、司会者の心得をお送りいたしました。
渋谷 貸切パーティー&BBQ会場 DeBargeでは、結婚式二次会、送別会、追いコン、忘年会、懇親会、オフ会、など0人、40人、50人、60人の各種パーティーに最適な会場となっております。プロジェクター、マイク、金庫、シャンパンタワーなど無料で使えるオプションも多数用意しております。
是非、渋谷で貸切のパーティーをする際には渋谷 貸切パーティー会場デバージにお問い合わせください。
コメント