新年会の余興・ゲームおすすめ|30〜50人で盛り上がる企画と時間配分
2026/10/31
「30〜50人ならゲームは何分くらい必要?」
「景品はいくつ用意すればいい?」
と悩む幹事さんは多いと思います。
結論からいうと、新年会の余興は珍しいゲームを探すことより、参加者がすぐ理解できて、みんなで楽しめる企画を選ぶことの方が大切です。
実際の貸切パーティーを長年見てきましたが、ビンゴやクイズのような定番企画でも、景品があれば十分盛り上がります。
反対に、ルールの難しいゲームや、参加者全員に長い発表を求める企画は、進行が止まりやすくなります。
この記事では、30〜50人規模の会社新年会を想定して、
- 盛り上がりやすい余興
- かくし芸の時間
- クイズの問題数
- ビンゴは本当に古いのか
- 景品はいくつ必要か
- 余興を入れる順番
- 歓談時間の使い方
- やらない方がいい企画
まで、実際の貸切パーティー運営経験をもとに解説します。
目次
結論|新年会の余興は「見る企画」と「参加する企画」を組み合わせる
30〜50人の新年会なら、
かくし芸などの見る余興
+
クイズ・ビンゴなど全員参加型のゲーム
を組み合わせるのがおすすめです。
例えば、
かくし芸
↓
歓談
↓
クイズまたはビンゴ
↓
歓談
↓
締め前のムービー
という流れです。
余興をずっと続けるのではなく、途中に歓談を入れることで参加者が疲れにくくなります。
また、歓談時間は単なる休憩ではありません。
余興が予定より長引いた場合に、全体時間を調整するためのバッファとしても使えます。
新年会でおすすめの余興・ゲーム
1. かくし芸|新年会らしさを出しやすい余興
新年会の余興で個人的に一番おすすめしたいのが、かくし芸です。
最近では「かくし芸」という言葉自体を聞く機会が減りましたが、新年会との相性はかなり良いと思います。
普段一緒に働いている同僚が、仕事では見せない一面を披露するだけでも楽しめます。
実際に見てきたものでは、
- テーブルクロス引き
- マジック
- ギター演奏
- けん玉
などがあります。
特に面白いのが、短期間で練習して本番に挑戦するタイプです。
例えば「1週間けん玉を練習して成功させる」といった企画は、結果だけでなく挑戦している本人を周囲が応援する空気が生まれます。
成功すればもちろん盛り上がります。
失敗したとしても、そこまで一生懸命練習してきた過程が分かっていれば、会場全体で応援できます。
こうした挑戦型の余興は、単なる見世物ではなく、
「みんなで成功を応援する」
という意味でチームビルディングにもつながります。
かくし芸は1人5〜10分程度
出し物によって変わりますが、1人あたり5〜10分程度がちょうどいいでしょう。
30〜50人の新年会なら、出演者は1〜2組程度で十分です。
何組も続けると、後半になるほど参加者が見るだけになってしまいます。
2. かくし芸の練習ムービー
かくし芸をさらに面白くしたいなら、本番前に練習風景の動画を流す方法がおすすめです。
例えば、
「本番1週間前」
「まだ全然できません」
「3日前、少し成功」
「前日、成功率50%」
のように短く編集します。
参加者は練習してきた過程を知ったうえで本番を見るため、
「成功してほしい!」
という気持ちが自然に生まれます。
ただステージに出てきて披露するより、ストーリーを作ることで本番の盛り上がりが大きく変わります。
3. 社員ネタクイズ
新年会のクイズで特に使いやすいのが社員に関する問題です。
例えば、
- ○○部長が学生時代にしていた部活は?
- 社長が昨年一番高い買い物をしたものは?
- ○○さんの趣味は?
- この子どもの頃の写真は誰?
など。
普段一緒に仕事をしていても、意外と知らないことがあります。
社員ネタの良いところは、正解を知ることより、
「そんな趣味あったの?」
「知らなかった!」
と会話が生まれることです。
新年会は今年のチームワークを作る場でもあるので、社員同士を知るクイズとは相性がいいと思います。
4. おめでたいクイズ・新年クイズ
新年会らしさを出すなら、
- お正月
- 新年
- 干支
- 縁起物
- 年始の文化
などをテーマにしたクイズも使えます。
社員ネタだけでは問題を作りにくい場合に、こうした一般問題を混ぜると問題数を調整できます。
すべて難問にする必要はありません。
参加者の多くが
「聞いたことはあるけど、どっちだったかな?」
くらいで迷う問題の方が会場では盛り上がります。
5. 昨年の時事ネタクイズ
新年会なら、前年を振り返る時事ネタクイズも自然です。
会社に関係する出来事だけでなく、
- スポーツ
- エンタメ
- 流行
- 社内ニュース
などを混ぜてもいいでしょう。
ただし、政治や社会問題など意見が分かれやすいテーマを無理に入れる必要はありません。
誰でも気軽に答えられる内容を選びます。
クイズは10問・30分程度がちょうどいい
貸切パーティーを見てきた中では、クイズは10問で約30分をひとつの目安にしています。
問題を出すだけならもっと短くできます。
しかし実際には、
- 問題を読む
- 参加者が相談する
- 回答する
- 正解発表
- 解説
- 会場が反応する
という時間があります。
そのため10問でも30分程度になります。
15問、20問と増やすと、最初は盛り上がっていても後半に疲れてくることがあります。
「もう少しやりたかった」くらいで終える方がちょうどいいと思います。
6. チーム対抗クイズ
30〜50人の新年会なら、個人戦だけでなくチーム対抗戦もおすすめです。
個人戦でももちろん成立しますが、新年から社員同士の親睦やチームワークを作る目的なら、私はチーム戦の方が好みです。
チーム内で、
「これじゃない?」
「いや、絶対こっちだよ」
と相談することで自然に会話が生まれます。
部署ごとに固める方法もありますが、交流を目的にするなら普段あまり仕事をしない社員同士を混ぜる方法もあります。
7. ビンゴ|「ありきたりだから盛り上がらない」は気にしなくていい
新年会の余興を考えると、
「ビンゴはありきたりすぎるかな?」
と思う幹事さんもいるかもしれません。
でも、現場で見ているとそこまで気にする必要はありません。
正直に言えば、参加者にとって重要なのは、
「自分が景品をもらえるか」
という部分がかなり大きいです。
ビンゴというゲーム自体が最新かどうかは、それほど重要ではありません。
そもそも、多くの方がビンゴをする機会は年に何度もあるわけではありません。
仮に年1回程度なら、
「またビンゴか」
と思うほど頻繁には参加していません。
そのため、
「ビンゴは定番だからつまらない」
という考え方は、幹事側が気にしすぎているケースも多いと思います。
ルール説明も簡単で、年齢を問わず参加でき、景品も組み合わせやすい。
30〜50人の会社イベントでは、今でもかなり使いやすいゲームです。
8. 景品付きゲーム
ビンゴに限らず、景品があるゲームは盛り上がりやすくなります。
参加者はゲームそのものだけではなく、
「何が当たる?」
「まだチャンスある?」
「次は自分かも」
という部分も楽しんでいます。
ですから、無理に誰も知らない新しいゲームを探すより、
分かりやすいゲーム+魅力のある景品
の方が成功しやすいケースもあります。
景品はいくつ必要?30〜50人なら参加人数の約20%が目安
景品を何個用意すればいいかも、幹事さんからよく聞かれるポイントです。
一つの目安として、
参加人数 | 景品数の目安 |
|---|---|
30人 | 約6個 |
40人 | 約8個 |
50人 | 約10個 |
50人以上 | 10個程度でも十分 |
参加人数の約20%を目安にすると分かりやすいです。
ただし、人数が100人になったから20個必要、という意味ではありません。
50人を超えるような会でも、10個程度あれば十分楽しめます。
全員に景品を渡す必要はありません。
目玉景品は2〜3個あればいい
景品を10個用意するとして、すべてを高価な景品にする必要もありません。
例えば、
目玉景品:2〜3個
にして、
残りは1,000円以下の景品でも問題ありません。
実際には、
- 現金
- ギフトカード
- 旅行券
など、分かりやすく価値を感じられる景品は人気があります。
大切なのは、
「何が当たるか分からない楽しさ」
を作ることです。
高額景品ばかり揃えて予算を使い切るより、メリハリをつける方が企画しやすくなります。
9. 表彰
会社の新年会なら、表彰を入れる方法もあります。
ただし堅い表彰式にする必要はありません。
昨年活躍した社員を表彰したり、
- MVP
- 新人賞
- 営業賞
- チーム賞
など、会社に合わせた内容にできます。
表彰は、新年会の
「昨年を振り返る」
と
「今年も頑張ろう」
をつなげやすい企画です。
照明や音楽を使うと、ただ名前を呼ぶだけよりイベント感を出せます。
10. 「今年も頑張ろう」ムービー
新年会の最後におすすめしたいのが動画です。
入れるなら、最後の締めの挨拶前が使いやすいと思います。
例えば、
- 昨年の会社イベント
- 社員の写真
- 印象に残った出来事
- 今年の目標
- 社員へのメッセージ
などを5分程度にまとめます。
動画が終わったあとに社長・代表者から挨拶をもらうことで、
ムービー
↓
今年のメッセージ
↓
締め
という自然な流れを作れます。
言葉だけで「今年も頑張りましょう」と伝えるより、写真・動画・音楽があることで一年のスタートらしい雰囲気を作れます。
余興を入れる順番|かくし芸→ゲームがおすすめ
余興の順番は、
かくし芸
↓
クイズ・ビンゴなどのゲーム
で問題ありません。
最初に見る余興を入れて会場を盛り上げ、その後に全員参加型のゲームへ移ります。
例えば、
乾杯
↓
歓談
↓
かくし芸
↓
歓談
↓
クイズ・ビンゴ
↓
歓談
↓
ムービー
↓
代表者挨拶・締め
という流れです。
余興の間には15分程度の歓談を入れる
余興と余興の間には、15分程度の歓談を入れるのがおすすめです。
ただし、これは必ず15分取るという意味ではありません。
会場を借りている全体時間によって調整します。
そして歓談時間には、もう一つ重要な役割があります。
歓談は進行の調整時間
例えば、
予定ではかくし芸15分
↓
実際は22分
になったとします。
この場合、次の歓談を15分から8分へ短くすれば、全体時間はほとんど変わりません。
逆に最初からプログラムを隙間なく詰め込んでいると、1つの余興が延びただけで、その後すべてが遅れます。
そのため、
歓談は余興の前後に入れておく
ことが大切です。
参加者が交流する時間であると同時に、幹事が時間調整できる余白でもあります。
60分だけ余興時間を取るなら、この構成がおすすめ
30〜50人の会社新年会で、余興に合計60分使えるなら、私なら次のように組みます。
アイスブレイククイズ 10分
乾杯後など、会場を温める短いクイズ。
難しい問題ではなく、社員ネタや簡単な新年問題がおすすめです。
かくし芸 15分
1〜2組程度。
本番前に短い練習ムービーを流しても面白いでしょう。
クイズ大会 30分
10問程度。
チーム戦にすると自然に会話が生まれます。
「今年も頑張ろう」ムービー 5分
最後に動画を上映。
そのまま社長・代表者の締めの挨拶へつなぎます。
合計60分です。
新年会で避けたい余興
全員の抱負発表
新年会だから、
「一人ずつ今年の抱負を発表しましょう」
と考えることがあります。
少人数なら問題ありません。
しかし30〜50人ではかなり時間がかかります。
仮に1人1分でも、
30人=30分
50人=50分
です。
実際には交代時間もあるため、さらに長くなります。
会社として今年の抱負を共有する時間は必要ですが、参加者全員に発表させる必要はありません。
ルールが難しいゲーム
幹事側が面白いと思っても、参加者がルールを理解できなければ盛り上がりません。
会社の新年会では、年齢やゲーム経験もさまざまです。
ルール説明だけで5分、10分かかるようなゲームより、
聞いた瞬間に参加方法が分かるもの
がおすすめです。
参加者全員が参加できることを前提に選びましょう。
余興を詰め込みすぎる
新年会を盛り上げたいからと、
- かくし芸
- クイズ
- ビンゴ
- 表彰
- 動画
- ゲーム
を全部入れる必要はありません。
パーティーでは歓談も大切なプログラムです。
余興が多すぎると、
「ずっと前を見ていないといけない」
会になってしまいます。
見る余興1つ+参加型ゲーム1つ+動画
くらいでも十分です。
30〜50人なら幹事が司会を兼任してもOK
30〜50人程度の会社新年会で、参加者同士が普段から知り合っている場合は、幹事が司会を兼任しても問題ありません。
交流会のように、
- 初対面が多い
- 全員への説明が多い
- 主催者が参加者対応に追われる
場合は専任司会がいた方が楽ですが、会社新年会なら必ずしも司会を別にする必要はありません。
ただし、幹事自身がかくし芸に出演するなど、当日の役割が多い場合は別の司会者を用意した方が進めやすくなります。
音響・照明を使うと余興はさらに盛り上がる
同じ余興でも、
- BGM
- 効果音
- スポットライト
- 会場照明
を使うだけで印象がかなり変わります。
特に、
かくし芸
表彰
クイズ
ビンゴ
は音響・照明との相性が良い企画です。
例えばクイズなら、
正解発表
↓
効果音
↓
照明
を付けるだけでもテレビ番組のような雰囲気を作れます。
かくし芸なら出演者の登場時に音楽を流し、スポットライトを当てる。
表彰なら受賞者発表時に音楽を入れる。
設備がある会場なら、ぜひ活用してください。
余興選びで最も大切なのは「参加者が分かること」
新年会の余興を考えていると、
「他社がやっていないゲームをやりたい」
「誰も見たことのない企画にしたい」
と思うことがあります。
でも、珍しいことが必ずしも盛り上がるわけではありません。
実際の会場を見ていると、
ルールが分かる
自分も参加できる
景品がある
応援したくなる
このような企画の方が安定して盛り上がります。
だから、ビンゴでも問題ありません。
クイズでも問題ありません。
大切なのは、その会社の参加者が楽しめる形にすることです。
新年会全体の準備・会場選びはこちら
この記事では余興・ゲームに絞って紹介しました。
新年会全体について、
- 予約はいつする?
- 会場はどう選ぶ?
- 30〜50人なら着席と半立食どちら?
- 予算はいくら?
- 挨拶は誰にお願いする?
- 当日の進行は?
まで確認したい方は、こちらで詳しく解説しています。
まとめ|新年会の余興は「珍しさ」より参加しやすさ
30〜50人規模の会社新年会なら、
かくし芸
↓
クイズ・ビンゴ
↓
ムービー
という組み合わせは非常に使いやすいです。
かくし芸は1人5〜10分程度。
クイズは10問・30分程度。
景品は参加人数の約20%を目安にし、50人以上でも10個程度あれば十分です。
すべて高価な景品にする必要はなく、目玉景品を2〜3個用意し、それ以外は小さな景品でも問題ありません。
そして余興と余興の間には、15分程度の歓談時間を入れておきましょう。
歓談は参加者が交流する時間であると同時に、余興が予定より長引いたときの調整時間にもなります。
新年会はゲーム大会ではありません。
今年もみんなで頑張ろうという気持ちを共有し、そのうえで参加者が楽しい時間を過ごすこと。
そのための余興として、会社に合った企画を選んでみてください。
この記事を書いた人
高橋|DeBarge運営者・パーティープランナー
パーティー業界歴24年。パーティープランナー、結婚式二次会のウェディングプランナー、貸切専門会場の立ち上げ・店長、複数店舗の統括を経て独立。
現在は渋谷の貸切パーティー会場DeBargeを運営し、年間300本を超える貸切パーティーを現場で見ながら、会場選び・進行・余興・映像音響演出などをサポートしています。
----------------------------------------------------------------------
渋谷貸切パーティー&BBQデバージ - DeBarge
住所 : 東京都渋谷区道玄坂1丁目3−6 香山ビル 7F
電話番号 : 03-6277-5934
----------------------------------------------------------------------

