大人数BBQで盛り上がるゲーム・企画|クイズ・景品・プロジェクター活用を現場目線で解説
2026/04/15
BBQは、食材を焼いて一緒に食べること自体が一つのイベントです。
そのため、必ずしもゲームや余興を入れる必要はありません。
むしろ友人同士や久しぶりに会うメンバーなど、自然に会話が盛り上がる集まりであれば、BBQと歓談だけで十分楽しいパーティーになります。
一方で、
「初対面の参加者が多い」
「会社の懇親会で交流を増やしたい」
「せっかくなので普通のBBQより盛り上げたい」
という場合には、ゲームや企画を一つ加えるだけで会場の雰囲気が大きく変わります。
13年間貸切BBQやパーティーを見てきた経験からいうと、重要なのはゲームをたくさん用意することではなく、その集まりの目的に合った企画を選ぶことです。
大人数BBQで特におすすめなのが、チーム対抗のクイズ大会です。
クイズそのものが盛り上がるという理由もありますが、それ以上に大きいのがチーム内で自然に会話が生まれることです。
特に会社の懇親会や交流会などでは、最初から自由歓談だけにすると、知っている人同士で固まってしまうことがあります。
そこで最初に5〜8人程度のチームを作り、簡単なクイズを行うと、
「これどっちだと思います?」
「答え知っていますか?」
といった会話が自然に生まれます。
そのままクイズ終了後の歓談にもつながるため、単なるゲームではなくアイスブレイクとして使えるのが大きなメリットです。
人数別のチーム分けの目安
実際に行うなら、1チーム5〜8人程度が扱いやすいです。
30人なら6人×5チーム、40人なら5〜6人程度×7チーム、50人なら6〜7人程度×8チームくらいが目安です。
人数が多すぎると一部の人だけが答えるようになり、逆に少なすぎるとチーム同士の交流が生まれにくくなります。
BBQならではの企画は「食材」をゲームにする
BBQだからこそできる企画もあります。
例えば、
盛り付け・デコレーション選手権
です。
チームごとに焼いた肉や野菜を盛り付けて、「一番おいしそうに見えるチーム」を競います。
料理の腕前だけではなく、
「この肉を真ん中にしよう」
「野菜をこっちに置こう」
と自然に相談することになるので、これもチームビルディングに向いています。
景品を高級なお肉にして、
ゲームに勝ったチームだけ追加の豪華食材を食べられる
という形にするのもBBQとの相性が非常に良いです。
ゲームと料理を別々に考えるのではなく、BBQそのものを企画にしてしまうという考え方です。
普段食べない食材を用意するだけでもイベントになる
必ずしもゲームを準備しなくても、食材自体をイベントにできます。
実際にDeBargeでも、トマホークなどの大きな肉を持ち込んで豪快に焼いたり、普段あまり口にしないジビエや変わった食材を用意したりするBBQがあります。
大きな肉が焼き上がるだけでも、
「何これ!」
「写真撮ろう」
と自然に参加者が集まります。
特に、
「ここで本日のメイン、○○が焼き上がったようです!」
と司会が紹介すると、一つの演出として成立します。
BBQでは食材そのものにイベント性を持たせることもできます。
内定者懇親会とBBQは相性がいい
ここ1〜2年で特に増えていると感じるのが、内定者懇親会でのBBQ利用です。
通常の会社説明会のように会社側が話し続ける形式ではなく、参加者同士で肉を焼いたり、焼いた料理を他の人へ渡したりするため、自然にコミュニケーションが発生します。
「これ焼けていますよ」
「これ食べますか?」
という非常に単純な会話でも、初対面同士では大きなきっかけになります。
実際に見ていても、普通の説明中心の懇親会より、BBQを行っている方が参加者同士の距離が縮まりやすい印象があります。
さらにチーム対抗クイズなどを一つ加えれば、交流のきっかけをさらに作ることができます。
景品はゲームの盛り上がりを大きく左右する
ゲームを行うなら、景品は用意した方が確実に盛り上がります。
そして現場を見ていると、景品の重要度は参加者同士の親密度と年齢によってかなり変わります。
学生のクラスや仲の良い友人同士なら、景品が安価でも、
「勝ちたい」
「ゲーム自体を楽しもう」
という空気になりやすいです。
一方で、まだあまり親しくない社会人同士の交流会や懇親会では、景品が弱いとゲームへの参加姿勢に差が出ることがあります。
極端な例ですが、
「現金10万円が当たるじゃんけん大会」と「うまい棒が当たるクイズ大会」
なら、どれだけクイズを工夫しても、前者の方が参加者は前のめりになります。
ゲーム内容だけでなく、参加者が本気になれる理由を作ることも大切です。
ゲーム内容や景品は「会の種類」で考える
ゲーム内容や景品は、「社会人だから」「学生だから」という分け方だけで考えるよりも、何のためのパーティーなのかで決める方がうまくいきます。
例えば、
結婚式二次会なら、景品の当たるクイズやビンゴ。
交流会・懇親会なら、歓談につなげるためのチーム対抗クイズ。
同窓会なら、卒業写真を映しながら「この人の当時の将来の夢は何だったでしょう?」といった思い出クイズ。
このように目的に合わせて企画を考えると、単に「盛り上がるゲームを探す」よりも成功しやすくなります。
カラオケは大人数BBQでは慎重に
これまで見てきた中で、大人数BBQではあまりおすすめしていないのがカラオケです。
理由は、参加者全員が歌いたいとは限らないからです。
一人が歌い始めると、他の参加者も完全に無視するわけにはいかず、どうしてもカラオケへ意識が向きます。
その結果、
本来盛り上がっていた会話が止まってしまう
ことがあります。
もちろんカラオケ好きが集まるイベントなら別ですが、交流や歓談が目的のBBQであれば、参加者全員を拘束しない企画の方が相性は良いと感じます。
プロジェクターがあると企画の幅が広がる
大人数イベントでは、プロジェクターを使えると非常に便利です。
実際には、
- クイズ問題の表示
- 動画上映
- 表彰
- 対戦カード
- スライドショー
- プレゼンテーション
などでよく利用されます。
例えばチーム対抗戦なら、プロジェクターに
Aチーム VS Bチーム
と対戦カードを映すだけでも、口頭で説明するよりイベントらしくなります。
プロジェクターの接続や事前準備については、「貸切パーティーでプロジェクターを使う際の接続・音声・事前確認」で詳しく紹介しています。
子どもがいるBBQでは大画面を別の使い方もできる
子ども連れのBBQでは、プロジェクターを必ずクイズやイベントに使う必要はありません。
お子様向けの動画を流したり、大画面でゲームを楽しんでもらったりする方法もあります。
普段は、
「ゲームばかりしないで」
と言っていても、せっかくのイベントの日なら、家族サービスの一つとして親子で大画面ゲームを楽しむのも面白い使い方です。
子どもが飽きずに過ごせれば、大人も落ち着いてBBQや歓談を楽しみやすくなります。
子ども連れでのBBQについては、「子連れ室内BBQの安全対策・持ち物・会場選び」も参考にしてください。
マイク・効果音・照明は「少し足す」だけでいい
ゲームを盛り上げるために、大掛かりな演出を用意する必要はありません。
例えば、
正解した瞬間に効果音を入れる。
優勝者を発表するときにスポットライトを当てる。
サプライズゲスト登場時にスモークを使う。
それだけでも普通に進行するよりイベント感が増します。
DeBargeではゲーム中の効果音などを、その場の進行に合わせてスタッフ側で操作することもあります。
設備そのものより、どのタイミングで使うかの方が重要です。
BBQとゲームの時間配分
イベントを詰め込みすぎるのはおすすめしません。
2時間程度のパーティーであれば、企画は1〜2個程度が目安です。
それ以上行う場合は、時間延長を考えてもいいと思います。
特に交流会では、イベントをたくさん行うことよりも、
歓談が盛り上がっていること
の方が大切です。
歓談が自然に盛り上がっているのであれば、予定していた企画を無理に全部実施する必要もありません。
逆に最初の会話が生まれにくそうなら、序盤に短いチーム戦を行ってから歓談へつなげる方法が有効です。
結婚式二次会でも同じで、本来の目的はゲームをたくさん行うことではなく、新郎新婦と写真を撮ったり、友人同士で話したりすることです。
パーティーの目的を忘れずにプログラムを組むことが何より重要です。
ゲーム開始前にBBQをある程度進めておく
ゲームを行う場合、最初の歓談時間にある程度食材を焼いておくと進行しやすくなります。
全員参加のゲーム中も調理する必要があるなら、幹事側で焼き担当を決めておきます。
通常のBBQなら、
30人で2人程度、40〜50人で3〜4人程度
が焼き担当の目安ですが、ゲーム中は調理量も少なくなるため、通常より1〜2名少なくても回せることがあります。
ただし、ゲーム参加者に焼き担当をお願いしてしまうと、
「クイズにも参加したいし肉も焼かなければならない」
という状態になります。
全員参加型の企画をするなら、ゲームへ参加しない運営側から焼き担当を出すのがおすすめです。
BBQでイベントを行うときに起きやすい失敗
実際によく見るトラブルとして、
- プロジェクターが映らない
- 動画の音が出ない
- ゲーム時間が予定より押す
- 肉を焼く時間が足りなくなる
といったものがあります。
また、食材を持ち込む場合は、
「調味料をどこに入れたか分からない」
「持ってきた荷物がぐちゃぐちゃになっている」
ということもあります。
さらに、すべての料理を会場で一から調理しようとして、時間内に間に合わなくなるケースもあります。
BBQでは料理・ゲーム・歓談をすべて同時進行させようとせず、
- 何時までに焼くか
- 何時からゲームをするか
- 誰が進行するか
を先に決めておくと失敗しにくくなります。
BBQの持ち物については、「室内BBQの持ち物と事前準備」もあわせて確認してください。
最低限、名簿とタイムテーブルは作っておく
企画内容によって必要な準備は変わります。
ただ、どのパーティーにも共通しておすすめしているのが、
参加者名簿とタイムテーブル
です。
誰が参加するのか。
何時に何をするのか。
これだけ決まっているだけでも当日の混乱はかなり減ります。
ゲームを行うなら、そこから
チーム分け、景品、PC、問題データ、司会担当
など必要なものを追加していけば十分です。
ゲームを入れなくてもBBQは楽しめる
最後に一番伝えたいのは、
BBQにゲームは必須ではない
ということです。
BBQはみんなで焼き、食べ、話すこと自体がすでにイベントです。
歓談だけで十分楽しめそうなら、無理にゲームを追加する必要はありません。
逆に、
「初対面が多く盛り上がるか不安」
「もう一つ思い出になる企画を入れたい」
という場合は、会場スタッフへ相談するのもおすすめです。
貸切パーティー会場であれば、これまでの事例から参加人数やイベントの目的に合った企画を提案できる場合があります。
DeBargeでも、パーティーの目的や参加人数を聞きながら企画について相談いただくことが可能です。
まとめ|ゲームより「パーティーの目的」を先に考える
BBQで盛り上がる企画を考えるとき、
「何のゲームが一番面白いか」
から考える必要はありません。
先に考えるべきなのは、
何のために集まるのか
です。
交流会なら参加者同士が話しやすくなる企画。
結婚式二次会なら新郎新婦と一緒に楽しめる企画。
同窓会なら昔を思い出せる企画。
そこへBBQ、クイズ、景品、映像などを組み合わせていきます。
そして歓談がすでに盛り上がっているのであれば、企画を減らす判断も正解です。
盛り上げるためにイベントを詰め込むのではなく、参加者が楽しむために必要なものだけを入れる。
これが、BBQイベントを成功させる一番のポイントだと思います。
この記事を書いた人
高橋|渋谷貸切パーティー&BBQ DeBarge
イベントオーガナイザーや結婚式二次会のウェディングプランナーなど、20年以上パーティーに関わる仕事に携わっています。DeBargeでは13年間、貸切パーティーや室内BBQの運営を行い、企業懇親会、結婚式二次会、同窓会、学生イベントなど、さまざまなパーティーを現場でサポートしてきました。
この記事では、実際のパーティー運営や幹事様との打ち合わせ、当日の進行を見てきた経験をもとに、BBQで盛り上がるゲームや企画、失敗しやすいポイントについて解説しています。
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